ポケモンGOに便乗して田んぼへGO!リアルがやっぱり面白い!

こんにちは。ポケモンGO超流行ってますね!

自分も配信初日にインストールして、田んぼにポケモン探しにでかけてしまいましたよ( ´艸`)

でも田んぼにポケモンはなかなかいませんね(笑)

しかもポケモン世代じゃない私は、モンスターを捕まえても特に思い入れもなく意味不明。そんなに楽しくありませんでした(爆)

やっぱり私はゲームよりも、田んぼの生きものを探す方が断然面白いです。

ポケモンGO改め、田んぼへGOします!

 

世間はポケモンで熱くなっている先週の日曜日、7月24日に「ビュー福島潟」が主催する【潟と田んぼ】という環境保全型農業を応援しようという企画で、当社に生き物調査にお越しい頂きました。

「ビュー福島潟」がある福島潟はささかみやまびこ農産から15キロの距離にあり、面積が262haと、潟と名のつく湖の中では新潟県最大で、日本の自然百選などにも選ばれている自然の宝庫です。

この度のイベントの趣旨は、福島潟は一つの湖だけを言うのではなく、川の上流も下流も含めた中で福島潟は形成されていることを伝えたい。そんな想いで企画したそうです。

そこに当社の環境保全の取り組みが重なり、上流に位置していている当社の田んぼで生き物調査を開催することになりました。

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参加者は新潟市からがほとんどで、福島潟のスタッフ3名を含めて17名の参加になりました。

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いつもの生きもの調査と同じように大人も子供も一緒になって田んぼの生きものを探します。

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今回の講師はビュー福島潟のスタッフの佐久間自然指導員。

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生きものには何でも詳しい佐久間さんですが、一番の専門は微生物で、この瓶の中に緑色の点に見えるものが「ボルボックス」という水のきれいな田んぼにしかいない藻一種だそうです。

微生物を田んぼで確認するのは初めてだったので新たな発見に感動!

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水槽に入れていた生きものを一種類ずつ容器に移して観察。

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ミズカマキリなど多くのレア生物(準絶滅危惧種)を捕まえました!

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この子もレア生物をたくさん捕まえていました!手に持っているのはオニヤンマのヤゴです。

こんなゴツイ生物を触ることは滅多にないんじゃないかな。

やっぱりゲームよりリアルが面白そうでしょ(*^-^*)

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自分で捕まえて、調べて、触ってみる感覚が小さい子供は特に大事なんだと思います。

社会現象となっているポケモンGOの面白さの理由は、リアルにより近いゲームだからだと思いますが、ポケモンのヒットに便乗して、田んぼのリアルな生きものにもより注目していけたらと思います。

ポケモンみたいにレベルとかつけたらもっと面白くなるとか思ったり・・・

 

今回は福島潟の自然を愛する方が大勢来てくれました。

これからも同じ想いを持った者同士、協力して環境を守っていけたら良いですね。

ありがとうございました!

減農薬・有機栽培米の新潟県ささかみ産コシヒカリやまびこ米 (有)ささかみやまびこ農産

無農薬不耕起栽培の生きもの調査と草取りイベント開催レポート

2016年7月10日(日)、ささかみやまびこ農産の農作業自然体験イベント「無農薬不耕起栽培の田んぼの生きもの調査と草取り」を開催しました。

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今年で4年目になる当イベント。前日までは雨降りで、天気を心配していましたが、見事に晴れました!

田植えに引き続き、大人、子供、スタッフ合わせて約50人と、大所帯で賑やかなの開催となりました。

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最初は生き物調査からスタート!

参加者が横一列で網と水槽を持って田んぼの生きものを探し捕まえる。

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大人も子供も一緒に真剣に生きもの採集に挑みます。

とりつかれたかのように生きものに夢中になっている子もちらほら(笑)

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女の子でもカエルやヤゴを捕まえるのに夢中になります。

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捕まえた生きものは自分たちで図鑑でチェック。

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良く見ると小さくて細かい生きものもいっぱい。

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こちらは環境省が準絶滅危惧種に指定する「タイコウチ」。農薬の影響にとても敏感な静物で、この他にもアカハライモリ、トノサマガエル、ミズカマキリ、コオイムシなど希少な大型生物も多く確認できました。

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生きものを調べた後はスイカを食べて一休み。

この後は、いよいよ後半戦の草取りに突入です!

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おいしい新米が沢山採れるように一枚の田んぼを全員で草取りをしました。

半袖だと腕がチクチクしてちょっときつかったですね。来年は長袖着用をアナウンスします。

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真剣に草取りをする大人を横目に、もう生きものしか眼中にない子供たち。

可愛らしいですね!

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最後に、、、

草取り最中にシマヘビを発見して、まさか!?捕まえてしまうママさん!

この日一番の歓声と衝撃。一気にスターになりました!

そして、そのヘビを素手でつかむ保育園児(笑)

みんなすごいな~。。。

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草取りの後はお昼ご飯。

やまびこ農産の自家栽培の蕎麦と旬の野菜の天ぷらを田んぼ脇でみんなで美味しく食べて解散となりました。

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解散後は、希望者各自で月岡温泉ホテル摩周へ。

月岡温泉ホテル摩周さんは、いつも当社のイベント後に特別に温泉に入浴させてもらっています。

風呂上がりの甥っ子の満面の笑みで締めくくりです!

 

<まとめ>

今回のイベントは田植えと稲刈りの中間で他所ではあまりないイベントだと思いますが、実は一番重要とも思っています。

田んぼの生きものについては、米(稲)を育てているだけに思いがちな「田んぼ」ですが、実は生きものにとって大事な棲み処になっているということ。

それをわかってもらいたいというのが一番にあって、参加者の皆様方がこれからほんの少しでも、意識して何気ない風景の田んぼを生きものがいるものだと思って見てもらえたらうれしいです。

守るのは農家の役目ですが、無視すれば簡単に滅びてしまう生きものがいるという重要性をこれからも伝えていきたいです。

草取りは米が食べたいならやりましょう!!まずは体験してみましょう!

今回は無農薬米の草取りでしたが、減農薬でも雑草が生えるところは生えるし、除草剤を使えば簡単だけど、そうしたくない理由もいっぱいあります。

苦労を知ってもらいたい気持ちよりも、コメ作りの過程として体験してわかってもらえたらうれしいです。

これからも自然と共存した米作りをより深く実践していきたいです。

 

<参加者の感想>

ここからはイベント参加者の感想の一部を紹介します!

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子供たちが自分で考え、見つけたり、行動したりして五感を使っている感じがします。田んぼの中にあれだけの種類がいてびっくりしました。

新潟市北区 小熊ミナコさま

 

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田うえより水温がつめたくてふしぎでした。なかにはいやな虫もいましたが3人で楽しめてたのしかったです。じかいのいねかりも来たいと思っています。(息子君)

新潟市北区 石田美幸さま

 

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田んぼで食べるごはんはやはり格別です。ほんとうにありがとうございました。(絵は息子さんが描いたカタツムリだそうです)

新潟市江南区 本多志穂美さま

 

この他にも参加者の皆さん全員の感想を頂いております。

ありがとうございました!!

 

【告知】

そして次回はいよいよ、お米の収穫!稲刈りです!!

日程は9月25日(日)9時~13時

この日に収穫したお米の優先販売も行います!

詳しくは後日お知らせ致します。参加希望の方はまずは日程を確保しておいてください。

大勢のご参加お待ちしています(*^-^*)

減農薬・有機栽培米の新潟県ささかみ産コシヒカリやまびこ米 (有)ささかみやまびこ農産

減農薬でも生育良好!新之助の試験栽培、田植え後45日目。

ささかみやまびこ農産では現在、新之助の試験栽培をしています。田植えから45日が経った今日も順調に育っています。

新潟県の新ブランド米「新之助」は、一般販売は平成29年の新米からになりますが、当社では一年前の今年から、一般農家に先駆けて栽培をさせてもらっています。

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研究員の方々が並々ならぬ努力で、20万株の米から選別して、8年がかりで誕生した新之助。

今年の試験栽培では投入した肥料や農薬、作業内容を全て新潟県に報告しなければなりません。

さすがに制約が厳しい!

ちなみに今年の新之助の新米はすでに全量出荷先が決まっていて、

そこから特定の高級レストランなどに出荷されて、そこで消費者は初めて口にすることが出来ます。

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新潟県の指定では当初、栽培が容易なように化学肥料を規定量、病害虫予防の為に農薬も規定量を入れての栽培で、高品質な米を出荷してもらいたいとの事でしたが、それではこの地域の特色である自然環境に配慮したコメづくりが出来ないので、化学肥料・農薬を50%削減した栽培方法で取り組ませてもらっています。

おそらくこの栽培基準はこの地域が県内で唯一だと思います。

これが上手くいけば、徐々に削減率を上げていって、いずれは完全無農薬でも栽培してみたい!

新之助の無農薬米第一号になれたらいいな。

それも消費者の方と一緒に草取りとかして一緒に育てていけたら、おもしろいなーって思います。

コシヒカリとは異なる美味しさなので、食べ比べは絶対やりたいところです!

普及する前にこっそり計画を練っておこう。。。うしし。。。

減農薬・有機栽培米の新潟県ささかみ産コシヒカリやまびこ米 (有)ささかみやまびこ農産