新潟の秋の風物詩「稲刈り」を親子で体験!五頭山の麓、無農薬米の収穫に82名が参加!

令和元年9月22日(日)新潟県阿賀野市の農業法人「有限会社ささかみやまびこ農産」では「本物の自然と遊ぶ!稲刈り体験イベント2019」を開催しました。

 

当日のイベントレポートをブログでご紹介します。

【新潟市近郊から82名の親子連れが参加!】

大型の台風17号の接近で、前日までも天気予報が超微妙。晴れる事を切に願っての開催になりましたが、なんと天候は大当たり!

 

見事に晴れました!

朝9時集合で、いつものように新潟市近郊を中心に82名が参加。

 

今回、初めての方が5家族いましたが、そのほかの参加者は1度は、やまびこ農産のイベントに参加したことがあるリピーターさんです。

 

【本物のノコギリ鎌を使って稲を刈る】

稲刈りをする田んぼは、6月に田植え、7月に草取りのイベントで、みんなが手をかけて育てた、無農薬コシヒカリの田んぼ。

普段私たち農家は、コンバインという機械を使って稲刈りをやっていますが、当イベントでは昔ながらの手作業で稲を刈ります。

 

使う道具は、ノコギリ鎌。稲刈りでは昔からこれを使います。

 

子どももみんな、本物の鎌を使っての稲刈り。

手を切る心配もありますが、これも経験です。今年も怪我人は一人もいませんでした。

 

【稲をまるけて、杭がけの自然乾燥!】

鎌で刈った稲は、わらで縛ります(まるけると言う)

これが慣れないと大変な作業で、大人でもコツをつかむのに時間がかかります。

 

まるけた稲は杭にかけて天日干しで乾燥。

一般的に天日干しは、はざかけの方が有名かもしれませんが、笹神では杭がけも昔から主流のやり方です。

 

子供の背の高さを超えるくらい稲を重ねていきます。

 

多くの子供たちが、自ら進んで働いていました。

 

杭がけ完成!!

 

午前半日で、予定通りに稲刈り終了!参加者全員でスマイル記念撮影!

 

【蒸しかまどで炊く新米のお昼ごはん】

稲刈をしているうちに、着々とお昼ごはんの準備が進んでいました。

こちらは、豚汁。今回は鍋三つ分用意しました。

 

メインは毎度おなじみ、小田製陶所さんの蒸しかまどごはん。

蒸しかまどは、美味しんぼ4巻にも載っている名器!

 

小田さん親子が、9升の新米コシヒカリごはんを炊き上げてくれました。

 

炊き立てのごはんに、それぞれお好みの、ご飯のお供を乗せて食べます。

 

普通の茶碗なら2杯分はある、ドンブリごはん!

これを子供たちがペロリと平らげていました!

 

【参加者の声のご紹介】

当イベントの参加者の声の一部をご紹介します。

・鎌を使うのが最初は難しかったけど、やっていくうちに、上手に使えるようになりました。汗をかきながら、一生懸命稲を刈りました。(小学1年男子)

・息子がうまく刈れるかな・・・と心配しながらのスタートでしたが、すぐに慣れ、あっという間に進んでいく姿を頼もしく感じました。

”まるける”作業が刈るスピードに追い付かず大変でしたが、楽しい時間を親子で過ごせました。収穫作業は本当に大変ですね。”大地の恵み”を実感しました。(父)

高澤陽二郎 さま

 

初めての稲刈り体験しました。

思ってたよりも重労働で大変でしたが終わったあとの蒸しかまどごはんのおいしさと、喜んで食べる娘の顔を見て来てよかった、とうれしく感じました。

また来年も参加させて頂きます。本日は本当にありがとうございました。

岩本文明 さま

 

娘も五年生になり、学校でも稲刈り、田植えと体験し、このイベントでも稲刈りをする姿を見てとてもうれしく思いました。(3年目にして初めて)

学校で体験した田んぼといつもイベントで体験する自然豊かな田んぼのちがいを感じてくれたら更にうれしいと思います。

相良省吾 さま

 

 

他にも沢山の嬉しい声を頂きました!感謝申し上げます。。。

 

これで、令和元年の「本物の自然と遊ぶ!稲作体験イベント」は全工程終了になります。

 

今年の稲作は天候にそこそこ恵まれ、豊作傾向だったのですが、その裏で、野生動物のイノシシに田んぼ一枚を全て踏みつぶされてしまい、予定していた田んぼに稲を刈れなかった事態になりました。

生きものを含めて、本物の自然を体感してもらう農業イベントですが、これからも、獣の害は深刻化していきそうです。

このような実状も、一般消費者の皆様に感じてもらいながら、普段食べている米の事を少しでも関心を抱いてもらえたら嬉しく思います。

また来年もお待ちしております。ありがとうございました!!

 

笑顔と健康をお届けする!新潟やまびこ米コシヒカリ/新之助/有限会社ささかみやまびこ農産