出品数6500以上の中から、最終審査にノミネート
令和元年12月1日(日)、千葉県木更津市にて「第21回 米・食味分析鑑定コンクール:国際大会」が開催されました。
ささかみやまびこ農産では9年前から、当コンテストに出品していて、一昨年にJAS部門で初めて入選して特別優秀賞を頂いた大会です。
その時の様子はこちらの記事に残してあります。
今回は、最も狭き門の国際総合部門に、コシヒカリと新之助を出品していたのですが、11月上旬にFAXで知らせが届き、コシヒカリが最終審査にノミネートされたとの嬉しい知らせが届きました。
年々出品数が増えている当コンテスト。今回の出品数は6500以上だったそうで、まぎれもなく国内で最大級。
審査方法は、一次審査では「食味分析計」を使用して、水分、タンパク質、アミロース、脂肪酸の食味スコアを計り、85点以上で通過します。(当米は92点獲得)
食味スコアの他に「穀粒判別機」を使用して、整粒値を計る審査もあり、75%以上にならないと一次審査通過にはなりません(当米は81.9%)
二次審査は、味度計(米の光沢、おいしく感じる舌触りなどを計る専門の機械)を使用して、味度値を計り、一次審査と二次審査の合計得点の上位42名だけが国際総合部門の最終審査にノミネートされるのです。
最終関門の審査員30名による官能審査
会場は木更津市の「かずさアカデミアホール」です。
最終審査!審査員30名による官能審査が行われました。
一次審査、二次審査は機械の数値が目安でしたが、最後はやっぱり人間の舌になります。
炊いた米の香り、粘り、ツヤ、食感、甘みなどを比べて、一番いい物に一票を投票して、上位15名に金賞が授与されます。
トップタイの6票獲得で金賞確定!
時刻は午前10時前。緊張の最終審査を終え、得票数が張り出されると、そこには金賞を確定させる輝く赤い花が!
しかも票は6票が入っていて、周りを見渡しても7票以上はいないので、トップタイで金賞を獲得しました。
父が代表して輝かしい金賞の賞状を授与。
国際総合部門の金賞は、日本国内でこれ以上ない最高の賞です。
まさか、こんなに早く受賞できるとは思いませんでしたが、自分たちが今までやってきたことが、報われたような瞬間でもありました。
今回の受賞で、今まで以上に当社のやまびこ米、阿賀野市、笹神の米が見直され、求めている消費者への出会いのきっかけになればまた、嬉しく思います。