旦飯野神社で何末年始にやまびこ農産の米と餅を販売します!

昨日は阿賀野市で遂にまとまった雪が降りました。朝起きたら20センチも積もっていて除雪も出動!

15542173_1202173603195660_6079940927275518877_n

一気に冬らしい風景になり年末の雰囲気が漂ってまいりました。

年末年始と言えば二年詣りに初詣がありますが、それを目がけて本日より地元の神社で初めてやまびこ農産のお餅とお米を販売することになりました!

その神社とは知る人ぞ知る、阿賀野市で一番有名なパワースポット「旦飯野神社」です!

旦飯野神社

旦飯野神社は阿賀野市内はもちろんですが、近隣の新潟市、新発田市からとても大勢の参拝者が訪れる人気の神社で、年末年始は5000人の方が訪れます。

今回、当社で初めてお餅を作ったことで、販売先を色々と探していて、せっかく縁起物のお餅なんだから、これを食べて元気を出してくれる人がいたら良いというのがあって、思いついたのが神社とのコラボでした。

それを思いついたのがおとといの朝、ダメもとで即神主さんのもとへ餅を片手に走りました(車で9分)

神主さんとの面識はほんの少し程度で、まじまじと話すのは初めてです。商品に対する自分の想いを伝え、神社に来るお客様に喜んでもらいたいと伝えました。

神主さんからは、阿賀野市はとにかく農家が頑張らないと経済が回らないと言われ、商売が繁盛するように頑張って下さいと応援してくれて、快諾して頂きました。

旦飯野神社の餅と米

そして、本日朝一番で納品。

納品時に商品のお清めと商売繁盛のお祓いをして頂き、陳列させてもらいました。

私たちの商品が、旦飯野神社に来る人たちに少しでも役に立てたらうれしいです。

新しい素敵なご縁がありますように・・・

旦飯野神社の米

旦飯野神社の餅

15578731_1202173793195641_660826437531485971_n

15621868_1202200516526302_5335876344307696342_n

こちらの本殿の中で販売しています。

笑顔と健康をお届けする!新潟やまびこ米コシヒカリ/有限会社ささかみやまびこ農産

 

出来た!出来た!お客様の声で米のパンフレットが出来ました!

もう手にしたお客様も多いと思いますが、やまびこ米コシヒカリのパンフレットが11月から変わりました!

%e3%82%84%e3%81%be%e3%81%b3%e3%81%93%e7%b1%b3%e3%83%91%e3%83%b3%e3%83%95%e3%83%ac%e3%83%83%e3%83%88

自社で独自にコメをを販売し始めて約10年。今回のものでパンフレットは三版目となります。今まではデザインから印刷まで全て業者さんに頼んでいたのですが、今回は印刷のみが業者さんで、デザインは全て自分でやりました!

イラストレーターでも使えれば良いんですけど、そんなハイテクなものは使えないので全部wordで仕上げています。もうwordを極めてやろうってノリでやってますよ(笑)

まあそれはともかく、こだわったのはもちろん中身。

~お客様の物語で伝える~ やまびこ米を選んだ3つの理由という内容構成で、当社が長年取り続けたお客様の声を基にお米の紹介をする。

余所のお米のパンフレットとは少し違うテイストになっています。

img_20161129_0004

img_20161129_0005

売り手が言いたいことだけを言うのではなく、お客様が欲しい情報をいかにダイレクトに伝えられるかを意識しました!

やまびこ米を選んだ3つの理由

1.農家直接だから安心

2.家族で安全なお米が食べたい!

3.山沿いで育つお米が食べたい!

これらすべてはお客様からの生の言葉です。

15181561_1179346425478378_8904778905811980534_n

今現在のお客様の言葉で、これからの未来のお客様を呼び寄せることになるストーリー仕立て。

やまびこ農産のはファンの皆さんと共に農業を盛り上げていきます!

そして、これからもお客様の声コレクターのやまびこ農産にお客様の声、ドシドシ送って下さい(^_^)

笑顔と健康をお届けする!新潟やまびこ米コシヒカリ/有限会社ささかみやまびこ農産

新潟県勢唯一の快挙!6次化大賞「入賞」受賞!いちご大福の素

11月16日から18日までの三日間、新潟市朱鷺メッセで開催された「フードメッセinにいがた2016」にささかみやまびこ農産は昨年に引き続き出店しました。

フードメッセは一般の消費者の入場はなく、バイヤーなどとビジネスの交渉をする商談会の場です。

当社の出展内容は「やまびこ米コシヒカリ」と、自社のもち米を原料にした加工品「いちご大福の素」。

img_1799

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

img_1800

ブース内では、いちご大福作りの実演をしたり商談をしたりと忙しくしていましたが、今回このフードメッセ内でも一つのビッグイベントがありました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

それがこちら、第2回6次化大賞最終選考会です。

初めて応募した六次化大賞。

当社はいちご大福の素で応募したのですが、書類審査の一次を通過して最終選考14社に残りました。阿賀野市からは当社の選出が唯一で、しかも新潟県から3社しか残らなかったという、とても貴重なことなのです。

img_1805

この与えられたチャンスを絶対に活かす!と強く思い、グランプリ目指して(6社までが入賞できるので最低でも6位以内!)プレゼン内容を何日も作り込んで発表させて頂きました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

発表の主な構成は、自社の紹介、米の消費拡大の為に商品を作った事、失敗して気づいた事、他商品との違いとメリット、利用したお客様声、今までの普及活動などをお話ししました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

こちらは審査員の6名の方々。とても厳しい目線で見られていてます!

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

地元・阿賀野市からも応援してもらいました。ありがとうございました!

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

プレゼン時間は15分間で最後の5分をいちご大福作りの実演を行いました。実演をしたのは14社の中でも私一人だったみたいですが、時間超ギリギリで作ったせいか笑いも取れて、審査員にも好感触だったかなと手ごたえはありました。

そして次の日に結果発表。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

目指していたグランプリを取ることは出来ませんでしたが、ベスト6に相当する「入賞」を頂きました。

しかも賞金付きで10万円も!

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

受賞者で当社以外、全員県外の方々。(2位相当の新潟市長賞は必ず新潟市の事業者が受賞する)

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

終わってから審査員に選考理由を尋ねてみたところ、商品を作って終わりではなく、大福作り教室などの地道な普及活動が特に評価されたそうで、小さいことの積み重ねが大事なんだと再確認できました。

いちご大福の素を製作するにあたって、絶対に上手くいかないと反対する人もいて、辛いことも何度もあったのですが、それを乗り越えて「結果」を出せた事が今本当にうれしいです。

これからも地に足付けて地道に取り組んでいきます。

笑顔と健康をお届けする!新潟やまびこ米コシヒカリ/有限会社ささかみやまびこ農産

無農薬不耕起栽培の稲刈り体験イベント開催レポート2016

2016年9月25日(日)、ささかみやまびこ農産の農作業自然体験イベント「無農薬不耕起栽培の稲刈り」を開催しました。

春の田植え、夏の草取りに続き今年の第三弾。フィナーレの稲刈りです!

20160925a

参加者は大人子供合わせて約40名。

8割の方がリピーターで、田植えも草取りも参加した方がほとんどでした。

20160925b

集合場所はいつもの当社ライスセンター。

今回は稲刈りシーズンでライスセンター内(乾燥施設が)稼動中だったので施設内の説明を聞いてもらってから田んぼに移動しました。

20160925c

田んぼに移動して、まずは稲の刈り方、まるけ方(縛り方)の指導から。

指導者は去年に続き、集落のおじいちゃん。今年88歳になるそうですがまだ現役で米作りをしています。

まるで神業の様なやり方に、参加者の皆さんはわからな過ぎて笑っていましたが、とりあえずわかったふりでスタートです(笑)

20160925d

小さい女の子でもちゃんと鎌をもって刈ります。

見てる方が怖かったりもしますが、グイグイ刈っていました!

20160925e

こちら、一番難しいまるける作業。

教えるのも難しいんだけど皆さんマスターできたかな??

20160925g

まるけた稲は杭にかけて自然乾燥。

自然乾燥ははさがけの方が有名かもしれませんが、笹神では昔からこの方法が主流です。

実はこの杭も家に眠ってたものを使ってます。
20160925f

手伝いを頼んだ集落のおじさんと自分の姪っ子。

姪っ子は毎回イベントの時に兄弟で参加して体験をしています。

身内にも貴重な体験になっています。

20160925h

清々しい秋晴れ。

本当にラッキーな稲刈り日和でした!

20160925i

豚汁がぐつぐつ煮えた正午におひるごはん。

食べるのに夢中でおにぎりの写真も一切ありません(笑)

 

【参加者様の一部の感想をご紹介】

20160925l

とても充実した数時間となりました。すべてが興味深くて夢中になりました。作業後の昼食もとても美味しかったです。また参加者とのふれあいも楽しかったです。また必ず参加します!

新発田市 中田大地 様

 

20160925m

初体験の娘が、稲刈りがおもしろかったようで、どんどん刈ってました。見てるほうが手を切ったりしないかドキドキでしたが、少しずつ慣れてきて刈るスピードもアップしてました。今回もイベントに参加できてよかったです!!息子が今回都合で参加できず、すごく残念にしてました。また来年参加したいです。

新潟市 石田美幸 様

 

20160925n

子供の頃、稲刈りする田んぼで遊ぶばかりで、農家の苦労を今頃になって体験してわかった感じです。稲刈りしながらも、田んぼの生き物がいることも大事なことなんだと思いました。生きた水、生きた生物、生きた田んぼがおいしい米を作るんだなと3回のイベントを通して改めて感じました。

新潟市 相良省吾 様

 

この他にも参加者の皆さまから心のこもった貴重な感想を頂いています。ありがとうございます!

来年も参加したいという声も多くいただき大変うれしく思います。是非来年もお待ちしています!!

また、今回で卒業という声も頂いています。このイベントでは米作りの奥深さ、自然界とのかかわりを中心にお伝えしてきました。

どうか今までのことを頭の片隅に留めていただき、米と言ったらささかみやまびこ農産で思いだしてもらえればとうれしいです。

今は震災など自然災害が多くあります。万が一の時に農家の知り合いが一軒でもあれば食糧で助かることがあるかもしれません。いつでもお声がけくださいね!

 

4年目の田んぼ自然体験もこれで無事に終了致しました。

また来年多くの人に興味をもって楽しんでもらえる取り組みをしていきたいと思います。

ありがとうございました!!!!!

新潟産コシヒカリやまびこ米(有)ささかみやまびこ農産

平成28年稲刈り前半戦が終了!来週はいよいよコシヒカリの収穫!

ささかみやまびこ農産の今年の稲刈りは9月1日から始まりました。

過去にこんなに早く稲刈りをしたことはなかったのですが、温暖化の影響もあり、春から夏にかけて例年よりも高温が続いたため、実りが早くなりました!

天気も良く順調に稲刈りを進めることが出来たので、今日までに早生品種(こがねもち・こしいぶき・新潟次郎(飼料用米))の収穫は全て終わり、少し余裕が出てきたところでゆっくりブログを書いています。

ホント怖いくらいに順調に前半戦が終わりました。

昨年11月に販売を開始した、自社生産米を使った加工品「いちご大福の素」の原料となる「こがねもち」も良質なものが収穫出来、現在は検査をしてもらい一等米の証明待ちです。

いちご大福の素は現在品切れ中となっていますが、10月には新米で再生産するので少々お待ちください。

14183862_1102984209781267_5021658896078503252_n

それにしてもこの早い時期の稲刈りは暑かった・・・

気温34度。真っ青な空のもと、毎日稲刈りをしていました。

写真では気持ちよさそうに見えるかも知れませんが、現場はホントにきついι(´Д`υ)

暑すぎてみんなヘロヘロになりながらの稲刈り・・・

14238259_1102984186447936_3225126563399068658_n

その中で、ひと時の安らぎが休憩の時に食べるキンキンに冷えたスイカでした。

この夏に家で食べたどのスイカよりも美味しかったな。

秋の涼しさが待ち遠しい今日この頃です。

14184290_1102984266447928_2222152209178535743_n

来週からはコシヒカリの収穫が始まります。

同じコシヒカリでも、お客様に販売用のやまびこ米コシヒカリは20日頃からの収穫を予定しています。

収穫を遅らせる理由は、あまり高温の時に穂を実らせるよりも、低温でじっくり実らせた方がおいしくなるからです。(朝晩の寒暖の差は特に良し)

稲刈り時期から逆算して、春の田植えから遅く植える工夫をしています。

 

新米の先行予約も好評受け付け中です!

9月10日(土)までに予約した方には予約特典として、当社のアノ商品がおまけで付いて来るので、やまびこ米の新米が早く食べたい!と思った方はこの機会にどうぞ。

平成28年産の新米コシヒカリやまびこ米の先行予約ページはこちら

筋子ごはんの朝食

早くほっかほかの新米コシヒカリが食べたいですね。

減農薬・有機栽培米の新潟ささかみ産コシヒカリやまびこ米(有)ささかみやまびこ農産

明日の稲刈りに向けての最終審査!最初に刈る品種は何?

こんにちは!ここ数日、毎日のように台風の被害が無いか、ご心配をかけておりましたが、何事もなく台風10号も過ぎ去り、一安心しています。

14183686_1098155506930804_770232743831961587_n

その台風明けの今日は、待ち構える稲刈りに向けて稲の最終審査。

いつからどの品種を刈ろうか社内全員でチェックをします!

14141641_1098155483597473_8995210952635205026_n

この品種はこしいぶき。痛みもなくキレイな穂に育っています。

青みもなくなっいるので収穫時期に入って来たかという感じでした。

14211965_1098155530264135_1720903631551154730_n

田んぼを何か所もまわり、色々と審議した結果、稲刈りは明日9月1日から始める事になりました。

品種はもち米の「こがねもち」から収穫をします。

こがねもちは去年発売した「いちご大福の素」の原料にもなる米です。

14064070_1098155460264142_5960724460625119846_n

今年は何処の田んぼもきれいな穂を付けているので、良質なお米が収穫出来そうな気配があります。

一番最後に出る13枚目の葉っぱ(止め葉)もシャッキと尖っていて光合成を止めようとしません。

イキイキと育っています。

9月も台風の発生はあるはずなのでまだまだ気は抜けませんが、今年は豊作と期待しながら明日の稲刈りにとりかかります!

 

減農薬・有機栽培米の新潟ささかみ産コシヒカリやまびこ米(有)ささかみやまびこ農産

ポケモンGOに便乗して田んぼへGO!リアルがやっぱり面白い!

こんにちは。ポケモンGO超流行ってますね!

自分も配信初日にインストールして、田んぼにポケモン探しにでかけてしまいましたよ( ´艸`)

でも田んぼにポケモンはなかなかいませんね(笑)

しかもポケモン世代じゃない私は、モンスターを捕まえても特に思い入れもなく意味不明。そんなに楽しくありませんでした(爆)

やっぱり私はゲームよりも、田んぼの生きものを探す方が断然面白いです。

ポケモンGO改め、田んぼへGOします!

 

世間はポケモンで熱くなっている先週の日曜日、7月24日に「ビュー福島潟」が主催する【潟と田んぼ】という環境保全型農業を応援しようという企画で、当社に生き物調査にお越しい頂きました。

「ビュー福島潟」がある福島潟はささかみやまびこ農産から15キロの距離にあり、面積が262haと、潟と名のつく湖の中では新潟県最大で、日本の自然百選などにも選ばれている自然の宝庫です。

この度のイベントの趣旨は、福島潟は一つの湖だけを言うのではなく、川の上流も下流も含めた中で福島潟は形成されていることを伝えたい。そんな想いで企画したそうです。

そこに当社の環境保全の取り組みが重なり、上流に位置していている当社の田んぼで生き物調査を開催することになりました。

20160727d

参加者は新潟市からがほとんどで、福島潟のスタッフ3名を含めて17名の参加になりました。

20160727a

いつもの生きもの調査と同じように大人も子供も一緒になって田んぼの生きものを探します。

20160727b

今回の講師はビュー福島潟のスタッフの佐久間自然指導員。

20160727c

生きものには何でも詳しい佐久間さんですが、一番の専門は微生物で、この瓶の中に緑色の点に見えるものが「ボルボックス」という水のきれいな田んぼにしかいない藻一種だそうです。

微生物を田んぼで確認するのは初めてだったので新たな発見に感動!

20160727e

水槽に入れていた生きものを一種類ずつ容器に移して観察。

20160727f

ミズカマキリなど多くのレア生物(準絶滅危惧種)を捕まえました!

20160727g

この子もレア生物をたくさん捕まえていました!手に持っているのはオニヤンマのヤゴです。

こんなゴツイ生物を触ることは滅多にないんじゃないかな。

やっぱりゲームよりリアルが面白そうでしょ(*^-^*)

20160727h

自分で捕まえて、調べて、触ってみる感覚が小さい子供は特に大事なんだと思います。

社会現象となっているポケモンGOの面白さの理由は、リアルにより近いゲームだからだと思いますが、ポケモンのヒットに便乗して、田んぼのリアルな生きものにもより注目していけたらと思います。

ポケモンみたいにレベルとかつけたらもっと面白くなるとか思ったり・・・

 

今回は福島潟の自然を愛する方が大勢来てくれました。

これからも同じ想いを持った者同士、協力して環境を守っていけたら良いですね。

ありがとうございました!

減農薬・有機栽培米の新潟県ささかみ産コシヒカリやまびこ米 (有)ささかみやまびこ農産

無農薬不耕起栽培の生きもの調査と草取りイベント開催レポート

2016年7月10日(日)、ささかみやまびこ農産の農作業自然体験イベント「無農薬不耕起栽培の田んぼの生きもの調査と草取り」を開催しました。

20160711A

今年で4年目になる当イベント。前日までは雨降りで、天気を心配していましたが、見事に晴れました!

田植えに引き続き、大人、子供、スタッフ合わせて約50人と、大所帯で賑やかなの開催となりました。

20160711B

最初は生き物調査からスタート!

参加者が横一列で網と水槽を持って田んぼの生きものを探し捕まえる。

20160711C

大人も子供も一緒に真剣に生きもの採集に挑みます。

とりつかれたかのように生きものに夢中になっている子もちらほら(笑)

20160711K

女の子でもカエルやヤゴを捕まえるのに夢中になります。

201607111D

捕まえた生きものは自分たちで図鑑でチェック。

20160711J

良く見ると小さくて細かい生きものもいっぱい。

image1

こちらは環境省が準絶滅危惧種に指定する「タイコウチ」。農薬の影響にとても敏感な静物で、この他にもアカハライモリ、トノサマガエル、ミズカマキリ、コオイムシなど希少な大型生物も多く確認できました。

20160711F

生きものを調べた後はスイカを食べて一休み。

この後は、いよいよ後半戦の草取りに突入です!

20160711G

おいしい新米が沢山採れるように一枚の田んぼを全員で草取りをしました。

半袖だと腕がチクチクしてちょっときつかったですね。来年は長袖着用をアナウンスします。

20160711H

真剣に草取りをする大人を横目に、もう生きものしか眼中にない子供たち。

可愛らしいですね!

20160711I

最後に、、、

草取り最中にシマヘビを発見して、まさか!?捕まえてしまうママさん!

この日一番の歓声と衝撃。一気にスターになりました!

そして、そのヘビを素手でつかむ保育園児(笑)

みんなすごいな~。。。

20160711L

草取りの後はお昼ご飯。

やまびこ農産の自家栽培の蕎麦と旬の野菜の天ぷらを田んぼ脇でみんなで美味しく食べて解散となりました。

20160711M

解散後は、希望者各自で月岡温泉ホテル摩周へ。

月岡温泉ホテル摩周さんは、いつも当社のイベント後に特別に温泉に入浴させてもらっています。

風呂上がりの甥っ子の満面の笑みで締めくくりです!

 

<まとめ>

今回のイベントは田植えと稲刈りの中間で他所ではあまりないイベントだと思いますが、実は一番重要とも思っています。

田んぼの生きものについては、米(稲)を育てているだけに思いがちな「田んぼ」ですが、実は生きものにとって大事な棲み処になっているということ。

それをわかってもらいたいというのが一番にあって、参加者の皆様方がこれからほんの少しでも、意識して何気ない風景の田んぼを生きものがいるものだと思って見てもらえたらうれしいです。

守るのは農家の役目ですが、無視すれば簡単に滅びてしまう生きものがいるという重要性をこれからも伝えていきたいです。

草取りは米が食べたいならやりましょう!!まずは体験してみましょう!

今回は無農薬米の草取りでしたが、減農薬でも雑草が生えるところは生えるし、除草剤を使えば簡単だけど、そうしたくない理由もいっぱいあります。

苦労を知ってもらいたい気持ちよりも、コメ作りの過程として体験してわかってもらえたらうれしいです。

これからも自然と共存した米作りをより深く実践していきたいです。

 

<参加者の感想>

ここからはイベント参加者の感想の一部を紹介します!

201607111

子供たちが自分で考え、見つけたり、行動したりして五感を使っている感じがします。田んぼの中にあれだけの種類がいてびっくりしました。

新潟市北区 小熊ミナコさま

 

201607112

田うえより水温がつめたくてふしぎでした。なかにはいやな虫もいましたが3人で楽しめてたのしかったです。じかいのいねかりも来たいと思っています。(息子君)

新潟市北区 石田美幸さま

 

201607113

田んぼで食べるごはんはやはり格別です。ほんとうにありがとうございました。(絵は息子さんが描いたカタツムリだそうです)

新潟市江南区 本多志穂美さま

 

この他にも参加者の皆さん全員の感想を頂いております。

ありがとうございました!!

 

【告知】

そして次回はいよいよ、お米の収穫!稲刈りです!!

日程は9月25日(日)9時~13時

この日に収穫したお米の優先販売も行います!

詳しくは後日お知らせ致します。参加希望の方はまずは日程を確保しておいてください。

大勢のご参加お待ちしています(*^-^*)

減農薬・有機栽培米の新潟県ささかみ産コシヒカリやまびこ米 (有)ささかみやまびこ農産

減農薬でも生育良好!新之助の試験栽培、田植え後45日目。

ささかみやまびこ農産では現在、新之助の試験栽培をしています。田植えから45日が経った今日も順調に育っています。

新潟県の新ブランド米「新之助」は、一般販売は平成29年の新米からになりますが、当社では一年前の今年から、一般農家に先駆けて栽培をさせてもらっています。

image2

研究員の方々が並々ならぬ努力で、20万株の米から選別して、8年がかりで誕生した新之助。

今年の試験栽培では投入した肥料や農薬、作業内容を全て新潟県に報告しなければなりません。

さすがに制約が厳しい!

ちなみに今年の新之助の新米はすでに全量出荷先が決まっていて、

そこから特定の高級レストランなどに出荷されて、そこで消費者は初めて口にすることが出来ます。

image1

新潟県の指定では当初、栽培が容易なように化学肥料を規定量、病害虫予防の為に農薬も規定量を入れての栽培で、高品質な米を出荷してもらいたいとの事でしたが、それではこの地域の特色である自然環境に配慮したコメづくりが出来ないので、化学肥料・農薬を50%削減した栽培方法で取り組ませてもらっています。

おそらくこの栽培基準はこの地域が県内で唯一だと思います。

これが上手くいけば、徐々に削減率を上げていって、いずれは完全無農薬でも栽培してみたい!

新之助の無農薬米第一号になれたらいいな。

それも消費者の方と一緒に草取りとかして一緒に育てていけたら、おもしろいなーって思います。

コシヒカリとは異なる美味しさなので、食べ比べは絶対やりたいところです!

普及する前にこっそり計画を練っておこう。。。うしし。。。

減農薬・有機栽培米の新潟県ささかみ産コシヒカリやまびこ米 (有)ささかみやまびこ農産

見るだけで圧倒される驚愕のホタル乱舞。写真でホタル観賞会!

日本の夏の風物詩のひとつに「ホタル」があります。

6月18日と21日の夜8時、新潟県阿賀野市のささかみやまびこ農産では昨年に引き続きホタル観賞会を開催しました。

ホタルは水がキレイな所にしかいないのは有名ですね。

当社は、環境変化に敏感な生物を大切にし、この自然環境を維持していくことで、未来により良い自然を残したいという想いで、農業に取り組み、減農薬、無農薬の有機米の生産をしています。

ホタルは環境変化に敏感な代表的な生きもので、子供の時は近所でも見たけど今は一匹も見ることがないと言う人がホタル観賞会を開催して多く聞くようになりました。

知らず知らずのうちに環境破壊が起きているこの現代。

今年もホタルの優雅に舞う姿を見て、ますます自然を大切にぶれない精神で仕事をしていこうと思った今日この頃です。

 

さて、そろそろ本題のホタル観賞会へ~~

13393956_1047772715302417_5804161107515026656_n[1]

この写真は子供が手のひらに載せている写真です。

田んぼのわき道を歩くと辺り一面に蛍が飛んでいて、子供でも簡単に捕まえることができます。

こちらでは何気ないことですが、ホタルを捕まえられるなんてかなりレアな体験ですよね。

 

ホタル観賞会は二日間で7組の参加者があり、

「感動的な光景でした!子供も喜んでいました!」

「とっても癒されました。」

「ほたるってもっと大きいと思ってた。ちっちゃいんだね。」(4歳児)

などの嬉しい感想を頂きました。

 

なかには「写真が撮れなくて残念でした」の声もありましたが、

残念ながらスマホではホタルの撮影は機能的に無理なんですよね。。。

13510793_1049491978463824_6042574313834466779_n[1]

これは私の手のひらの上でスマホで撮った写真。これくらいが限界です。

風景は暗い闇の中しか映りません。。。

参加者の皆さんは多分この風景をもっと他の人にも見せてあげたいと思っていたのでしょう。

 

でも大丈夫です!!ホタルが舞う風景も、ここで皆さんにちゃんとお見せできます!!

今回は私の知り合いで本業の傍ら撮影の仕事もしている、ある方をお誘いしていました。

二日とも来てくれて、初日はあまり上手く撮れなかったと言っていたのですが、二日目の写真でバッチリきめてくれました!

 

その写真がこちら。。

 

 

13497642_1057605210953968_6593574573488298420_o[1]

 

まさに、ホタル乱舞!!!

肉眼で見るのと写真は違いますが、ホタル乱舞を見事に納めてくれました。

 

ホタル観賞会は来年も開催するつもりです。

興味がある方は是非お越しください。多くの人にこの自然の素晴らしさを体感してもらえたらと思います。

 

写真の提供は水原駅前にある、創業80年「そが眼鏡時計店」の3代目店主、曽我浩徳さんでした。

曽我さんありがとうございました!

 

減農薬・有機栽培米の新潟県ささかみ産コシヒカリやまびこ米 (有)ささかみやまびこ農産

100種類以上の田んぼの生き物と、100年先に続く自然を残す農業が合言葉。自然環境を重視した米作りで地域を守り、食べる人の健康を支えたい。新潟県阿賀野市の米農家「ささかみやまびこ農産」のブログです。