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新米コシヒカリに鮎の塩焼き!本物の自然と遊ぶ稲刈り体験イベント2020!

2020年9月22日(火)秋分の日、新潟県阿賀野市の農業法人「有限会社ささかみやまびこ農産」では一般消費者を招いて、毎年恒例「本物の自然と遊ぶ!稲刈り体験イベント2020」を開催しました。

当社では8年前から「6月の田植え」、「7月の草取り・生き物調査」、「9月の稲刈り」と農業体験イベントを開催しているのですが、今年は新型コロナウィルスの影響で田植えと草取りのイベントの開催は断念していました。

稲刈りイベントも開催可否の判断は微妙なところでしたが、コロナ禍で祭りなど行事ごとが中止になり楽しみを奪われた子供たちの為に、少しでも楽しいことをさせてあげられればと思い、参加人数を絞って開催に踏み切りました。

【本物のノコギリ鎌を使う手作業の稲刈り】

参加者数は35名。新潟市を中心に親子10組の参加となりました。例年だと80名超えの参加人数なので、いつも以上にアットホームな感じです。

お米の品種は無農薬栽培のコシヒカリ。
今年も8月9月は猪や猿との闘いで、獣に倒された稲も多くありましたが何とか無事に収穫日を迎えることができました。

(去年はすべて猪に倒されて収穫不可能に)

体験内容は昔ながらの手作業。本物のノコギリ鎌を使って子どもたちも一生懸命に稲刈りをしていました。

10組中、9組がリピーターの参加者ということもあり、スムーズに稲刈りが進んでいきました!

刈り取った稲は、束にして天日干しの自然乾燥。

「杭掛け」という昔ながらの乾燥方法です。

昔の人の知恵ですね。

稲刈り終了後に全員で記念撮影!

約2時間で500平米の田んぼの稲刈りが終わりました。
少人数でしたが、皆さん慣れていて手際もよく、完璧な作業です。お疲れさまでした!

 

【お待ちかねのお昼ごはん!今回は特別豪華バージョン】

稲刈りが終わったらお待ちかねのお昼ごはんです。

この為に、参加している人も少なくないはず(笑)

 

メインは小田製陶所さんの蒸しかまどで炊く新米こしひかり!

炊き立ての湯気が食欲をそそります。

そして、今回は特別豪華バージョン!
なんと!鮎の塩焼きなどの料亭の味セット。

新潟市古町の阿賀野割烹「千原六助」(私の従兄弟)がかけつけて腕を振るってくれました。

いつにも増して豪華な昼食に参加者の皆さんは、ビックリしていました!

大自然の空気の中で食べる炊き立ての新米は本当においしく、ここぞとばかりに「日本人に生まれて良かった~」と感じさせてくれる瞬間です!

 

【参加者の声のご紹介】

参加してくれた方々の感想の一部を紹介します。

今年はないのかな?と思っていたので、開催してもらえてとても嬉しかったです。何回か参加させてもらっていますが、一年ぶりとなると作業も忘れてますね(笑)

稲刈りも束ねるのも、とても楽しく作業することが出来ました。小6の息子がとても張り切っていて、親としてとても嬉しかったです。

おいしいご飯を食べた後の虫とりの方が盛り上がっていました。

原澤秀明さま

 

とっても素敵なロケーションと、アットホームな雰囲気の中、稲刈りが出来てとても楽しかったです!

無農薬栽培ということで、虫やカエルなど色々な生き物がいたり、稲以外の草も生えていて、多様性あふれる豊かな環境に癒されました。

またぜひ参加したいです。よろしくお願いします。

小林郷美さま

 

(小2男子)
稲刈りでいっぱい仕事をしました。刈るのは大変だったけど、途中からだんだん楽しくなりました!

(父親)
コロナ禍で、子どもと外出する機会も少なくなる中、一緒に稲刈りをしながら楽しむことができました。

お昼ごはんも美味しかったです!

高澤陽二郎さま

 

この他にも参加者全員の方から、嬉しい声を沢山頂きました。
皆様の声が私たちの、何よりも励みになります。
ありがとうございました!

今年はコロナウィルスの影響で生活が激変した年でした。来年の今頃に状況がどう改善されているのかは未知数ですが、私たちのやるべきことは変わりません。

お米を主体とした農産物の生産と、それらを通じて食べ物の大切さ、自然の豊かさを伝えていくこと。

子供たちの未来のために、身をもって体験する農業体験を来年も継続的に行いたいと思います。

 

笑顔と健康をお届けする!新潟やまびこ米コシヒカリ/新之助/有限会社ささかみやまびこ農産

米コン金賞獲得後、その効果と反響「数字は強い!ナンバーワンの価値」

前回のブログでお伝えしましたが、令和元年12月1日に日本最大級の米の食味コンテスト「第21回 米・食味分析鑑定コンクール:国際大会」が開催されました。

 

そこで、新潟県阿賀野市「ささかみやまびこ農産のコシヒカリ」が、出品数6500検体以上の中から15名だけが選ばれる、国際総合部門の金賞に選ばれました。

 

詳しくはこちらの記事に掲載してあります。

 

今回の記事では、受賞から20日が経過した今現在感じる、受賞後の効果と反響についてお伝えします。

 

やまびこ米の購入を後押しする、大きな「きっかけ」になった

受賞した翌々日の12月3日に、新潟伊勢丹で対面販売をする機会があり、金賞受賞の報告をしながら、やまびこ米コシヒカリを販売してきました。

売り場的には、米を買いに来る人は多くないのですが、興味があって話を聞いてくれた方は100%の確率で、購入して頂きました。

 

老若男女、様々な方とお話をしましたが、一番印象に残った方は、今年のコシヒカリはどれも甘みが無くて、自分好みのお米に出会えずに、困っていると言う女性の方でした。

 

その方がお米を購入後、翌朝すぐに電話が掛かってきて「甘みがありました~!美味しかったです~!」と、連絡を頂き、更に大量の追加注文(周りの人に配る用だと思われる)を頂きました。

 

半信半疑で商品を検討している方にとって、この「金賞」の称号が力強い後押しになり、購入の「きっかけ」になることが分った瞬間でした。

 

一般の消費者以外でも、大手企業などから多数の打診を頂いています。ネットで情報が公開されているので、企業側の動きの方が圧倒的に速いですね。

12月3日に結果が公開されています↓
第21回 米・食味分析鑑定コンクール 受賞結果

 

米を購入したお客様から、思いがけない「嬉しいコメント」を多数頂いた

受賞をきっかけにお米を購入して頂いた方から、思いがけない嬉しいコメントを沢山頂きました。その一部を紹介します。

 

↑ご本人の旦那さんも米を作っているのに、金賞を獲った米がどんな味か食べてみたいと、購入した方からのコメント。一食で4杯とは・・・やばいです(笑)

 

↑お歳暮も兼ねてご注文を頂いたお客様。大満足の美味しさで、また注文しますね、と、嬉しい言葉が添えてありました。

 

↑新潟伊勢丹でご購入されたお客様。ふっくらみずみずしい、ふんわりした甘み。これが私の探していたお米です!と、感動の声を頂戴しています。

 

ナンバーワンの価値を初めて肌で感じた

これまでに、やまびこ米をPRするために様々な強みやコピーを考えて販売してきましたが、今は日本で「一番美味しい米」ですとストレートに言う事が出来ます。

 

これが、もの凄い効果がある事が解りました。
実は私自身、万年三位の人間で、何でもだいたい三位止まり。
トップの感覚は今まで味わったことがなく、ナンバーワンの価値を初めて肌で感じる初体験でした。

 

これには、私を含め会社全体で戸惑いも少なからずあります。

 

ただ一つ確かなのは、この賞をもらったことで今まで以上に多くのお客様と出会える可能性が広がり、嬉しい!!

 

今、私たちの目の前に広がる田園風景が、100年先にも続くことが、私たちが目指すところであり、その為により多くの方にやまびこ米を食べてもらいたい。

 

この米じゃないとダメだというファンを、一人でも多く作りたいです。

 

来年の令和二年もこの勢いは止まりません!

 

国内最高峰の米の食味コンテスト!国際総合部門でやまびこ米が金賞を獲得!

出品数6500以上の中から、最終審査にノミネート

令和元年12月1日(日)、千葉県木更津市にて「第21回 米・食味分析鑑定コンクール:国際大会」が開催されました。

ささかみやまびこ農産では9年前から、当コンテストに出品していて、一昨年にJAS部門で初めて入選して特別優秀賞を頂いた大会です。

その時の様子はこちらの記事に残してあります。

今回は、最も狭き門の国際総合部門に、コシヒカリと新之助を出品していたのですが、11月上旬にFAXで知らせが届き、コシヒカリが最終審査にノミネートされたとの嬉しい知らせが届きました。

年々出品数が増えている当コンテスト。今回の出品数は6500以上だったそうで、まぎれもなく国内で最大級。

 

審査方法は、一次審査では「食味分析計」を使用して、水分、タンパク質、アミロース、脂肪酸の食味スコアを計り、85点以上で通過します。(当米は92点獲得)

 

食味スコアの他に「穀粒判別機」を使用して、整粒値を計る審査もあり、75%以上にならないと一次審査通過にはなりません(当米は81.9%)

 

二次審査は、味度計(米の光沢、おいしく感じる舌触りなどを計る専門の機械)を使用して、味度値を計り、一次審査と二次審査の合計得点の上位42名だけが国際総合部門の最終審査にノミネートされるのです。

最終関門の審査員30名による官能審査

会場は木更津市の「かずさアカデミアホール」です。

最終審査!審査員30名による官能審査が行われました。

 

一次審査、二次審査は機械の数値が目安でしたが、最後はやっぱり人間の舌になります。

 

炊いた米の香り、粘り、ツヤ、食感、甘みなどを比べて、一番いい物に一票を投票して、上位15名に金賞が授与されます。

トップタイの6票獲得で金賞確定!

時刻は午前10時前。緊張の最終審査を終え、得票数が張り出されると、そこには金賞を確定させる輝く赤い花が!

しかも票は6票が入っていて、周りを見渡しても7票以上はいないので、トップタイで金賞を獲得しました。

 

父が代表して輝かしい金賞の賞状を授与。

国際総合部門の金賞は、日本国内でこれ以上ない最高の賞です。

まさか、こんなに早く受賞できるとは思いませんでしたが、自分たちが今までやってきたことが、報われたような瞬間でもありました。

今回の受賞で、今まで以上に当社のやまびこ米、阿賀野市、笹神の米が見直され、求めている消費者への出会いのきっかけになればまた、嬉しく思います。

 

 

新潟の秋の風物詩「稲刈り」を親子で体験!五頭山の麓、無農薬米の収穫に82名が参加!

令和元年9月22日(日)新潟県阿賀野市の農業法人「有限会社ささかみやまびこ農産」では「本物の自然と遊ぶ!稲刈り体験イベント2019」を開催しました。

 

当日のイベントレポートをブログでご紹介します。

【新潟市近郊から82名の親子連れが参加!】

大型の台風17号の接近で、前日までも天気予報が超微妙。晴れる事を切に願っての開催になりましたが、なんと天候は大当たり!

 

見事に晴れました!

朝9時集合で、いつものように新潟市近郊を中心に82名が参加。

 

今回、初めての方が5家族いましたが、そのほかの参加者は1度は、やまびこ農産のイベントに参加したことがあるリピーターさんです。

 

【本物のノコギリ鎌を使って稲を刈る】

稲刈りをする田んぼは、6月に田植え、7月に草取りのイベントで、みんなが手をかけて育てた、無農薬コシヒカリの田んぼ。

普段私たち農家は、コンバインという機械を使って稲刈りをやっていますが、当イベントでは昔ながらの手作業で稲を刈ります。

 

使う道具は、ノコギリ鎌。稲刈りでは昔からこれを使います。

 

子どももみんな、本物の鎌を使っての稲刈り。

手を切る心配もありますが、これも経験です。今年も怪我人は一人もいませんでした。

 

【稲をまるけて、杭がけの自然乾燥!】

鎌で刈った稲は、わらで縛ります(まるけると言う)

これが慣れないと大変な作業で、大人でもコツをつかむのに時間がかかります。

 

まるけた稲は杭にかけて天日干しで乾燥。

一般的に天日干しは、はざかけの方が有名かもしれませんが、笹神では杭がけも昔から主流のやり方です。

 

子供の背の高さを超えるくらい稲を重ねていきます。

 

多くの子供たちが、自ら進んで働いていました。

 

杭がけ完成!!

 

午前半日で、予定通りに稲刈り終了!参加者全員でスマイル記念撮影!

 

【蒸しかまどで炊く新米のお昼ごはん】

稲刈をしているうちに、着々とお昼ごはんの準備が進んでいました。

こちらは、豚汁。今回は鍋三つ分用意しました。

 

メインは毎度おなじみ、小田製陶所さんの蒸しかまどごはん。

蒸しかまどは、美味しんぼ4巻にも載っている名器!

 

小田さん親子が、9升の新米コシヒカリごはんを炊き上げてくれました。

 

炊き立てのごはんに、それぞれお好みの、ご飯のお供を乗せて食べます。

 

普通の茶碗なら2杯分はある、ドンブリごはん!

これを子供たちがペロリと平らげていました!

 

【参加者の声のご紹介】

当イベントの参加者の声の一部をご紹介します。

・鎌を使うのが最初は難しかったけど、やっていくうちに、上手に使えるようになりました。汗をかきながら、一生懸命稲を刈りました。(小学1年男子)

・息子がうまく刈れるかな・・・と心配しながらのスタートでしたが、すぐに慣れ、あっという間に進んでいく姿を頼もしく感じました。

”まるける”作業が刈るスピードに追い付かず大変でしたが、楽しい時間を親子で過ごせました。収穫作業は本当に大変ですね。”大地の恵み”を実感しました。(父)

高澤陽二郎 さま

 

初めての稲刈り体験しました。

思ってたよりも重労働で大変でしたが終わったあとの蒸しかまどごはんのおいしさと、喜んで食べる娘の顔を見て来てよかった、とうれしく感じました。

また来年も参加させて頂きます。本日は本当にありがとうございました。

岩本文明 さま

 

娘も五年生になり、学校でも稲刈り、田植えと体験し、このイベントでも稲刈りをする姿を見てとてもうれしく思いました。(3年目にして初めて)

学校で体験した田んぼといつもイベントで体験する自然豊かな田んぼのちがいを感じてくれたら更にうれしいと思います。

相良省吾 さま

 

 

他にも沢山の嬉しい声を頂きました!感謝申し上げます。。。

 

これで、令和元年の「本物の自然と遊ぶ!稲作体験イベント」は全工程終了になります。

 

今年の稲作は天候にそこそこ恵まれ、豊作傾向だったのですが、その裏で、野生動物のイノシシに田んぼ一枚を全て踏みつぶされてしまい、予定していた田んぼに稲を刈れなかった事態になりました。

生きものを含めて、本物の自然を体感してもらう農業イベントですが、これからも、獣の害は深刻化していきそうです。

このような実状も、一般消費者の皆様に感じてもらいながら、普段食べている米の事を少しでも関心を抱いてもらえたら嬉しく思います。

また来年もお待ちしております。ありがとうございました!!

 

笑顔と健康をお届けする!新潟やまびこ米コシヒカリ/新之助/有限会社ささかみやまびこ農産

 

 

 

 

 

 

 

 

阿賀野市を「食」で活性化する!あがの風土(food)キャラバン結成!

令和元年7月11日~12日、新潟県阿賀野市の食に関わる有志のメンバーで、食で地域を活性化!
地元の魅力を掘り起こし伝えるあがの風土キャラバン立ち上げのイベントを開催しました!

2年前から食で交流人口拡大の手法を学ぶ

このイベントは、阿賀野市を食で盛り上げ、人を呼び込みたい想いから、有志のメンバーで2年まえから始まりました。

一昨年は、魚沼の宿「里山十帖」の岩佐十良氏、佐渡相田ライスファーミングの相田忠明氏の講演。

昨年は、山形県のアルケッチャーノのシェフ奥田政行氏の講演を聞き、地域を活性化し、交流人口拡大する手法を学びました。

いずれの2回に共通していたのが「その土地にある物を活かし、魅力を引き出し、現地に来てもらう。無いものを無理やり使わずにあるものを活かす。」ということ。

ここを掘り下げて学ぶことが今回のテーマになりました!

講師は「食」と「環境」の二人の専門家

この度、講師としてお願いしたのが、「野菜ソムリエ上級pro」の清野朱美さんと「田んぼソムリエ」の林鷹央さんです。

「食」と「環境」のそれぞれの専門家のお二人をお招きし、講演をして頂きました。

清野さんの講題は「風土を知り、おいしく食べてキレイになる」

新潟の緯度経度の関わり、野菜の適した保存方法、これから阿賀野市がどう野菜をPRしていけば良いかなどをお話しして頂きました。

林さんの講題は「農と生きもの再発見!地元の宝探し」

里山の大切さ、水生生物との関わりを面白ろ可笑しく、ウクレレの演奏も交えて楽しい時間でした。

阿賀野の食材盛りだくさんのオードブルディナー

夜は講師のお二人を交えてのディナー!

会場は今板温泉湯本館で、阿賀野の食材盛りだくさんのオードブルを頂き、阿賀野の食の底力を堪能。

料理担当は、亀田のわたご酒店お料理部(阿賀野市出身)です。

阿賀野市の食材、笹神なす、枝豆、純白のビアンカ、あがの姫牛、ヤスダヨーグルトのモッツアレラチーズ、もち麦などなど様々な食材が登場!

見た目も鮮やか!見ただけでおいしく感じる、食材が喜ぶ料理。

阿賀野市には彩り豊かな食材が豊富です。

2日目はフィールドワーク!

2日目は今回の目玉とも言える、フィールドワークです!

講師のお二人と共に作物の生産現場を回り、現場でしか味わえない感覚を肌で感じる事が目的です。

※周り順は、

荒木農園の笹神なすの畑

八米の蜂蜜採集畑

ささかみやまびこ農産の無農薬田んぼ

以上の三か所です。

新潟で唯一無二の緑色をした「笹神なす」

一か所目は、阿賀野市笹神地区の伝統野菜復活プロジェクトで、復活し生産量拡大の猛プッシュ野菜「笹神なす」。

はたけの座にも所属している荒木農園さんです。

品目的には白ナスの部類ですが、容姿は緑色。

野菜ソムリエの清野さん曰く、ナス王国新潟の中で緑色の茄子は唯一無二だそうで、阿賀野市の主役になれる野菜と太鼓判を押して頂きました。

昨晩は、阿賀野市の野菜たちのブランディングのやり方もこっそり教わったので、これからちょっと動いていくと思います。

非日常の養蜂体験・八米の蜂蜜

二か所目は養蜂家・八米さんの蜂蜜を採集している巣箱見学。

ずらりと並んだ蜂の巣箱。

世界遺産みたいと言う声も聞こえてきました。

八米さんの蜂の深~~話を聞き、次第に蜂に囲まれていきます(笑)

こんなに蜂を見る事も、蜂に囲まれることもまず無いので、本当の非日常。貴重な体験です。

指を入れると蜜がとろーり。

怖いながらも、参加者の皆で蜂とふれあう楽しいひと時を過ごしました。

生命を育む里山の田んぼ

3か所目は、私が育てている無農薬コシヒカリの田んぼです。

田んぼソムリエの林さんの専門分野。

まずは田んぼの草花と生きものの解説から。

水を得た魚の様にイキイキと解説をする林さん。

食べられる野草もいっぱい生えているから、野草を活かすのもアリ!とも。

田んぼにはミスマッチのガンズTシャツはツボです。

ものの5分で水生生物も採集。

珍しい、大コオイムシやイモリの赤ちゃんなど貴重な生きものも短時間で観る事ができて大盛り上がり!

キアゲハの幼虫を皆で背中をなでなでしました。(普通ならありえないですよね)

参加者の女性で、自分のスマホの写真が虫だらけになった珍現象にビックリとも言っていました。

それだけプロの解説は、大人も夢中にさせます!

最後に記念撮影!

こうして三か所回ってみると、大人でも興奮する見ごたえのある楽しい生産現場があると実感。

自分たちも新しい発見があり、良き学びになりました。

あがの風土キャラバン結成!

今回の目的は、阿賀野市の食と風土を伝える「あがの風土キャラバン」の旗揚げでもあります。

これからどこかの場面で「あがの風土キャラバン」という名前が出てくると思いますが、阿賀野市の食のチームと覚えておいてください♪

笑顔と健康をお届けする!新潟やまびこ米コシヒカリ/新之助/有限会社ささかみやまびこ農産

大自然に囲まれた無農薬米の田植え体験イベント!新潟市近郊の親子連れ20組が参加!

令和元年6月2日(日)新潟県阿賀野市の農業法人「有限会社ささかみやまびこ農産」は「本物の自然と遊ぶ!!やまびこ農産の田植え体験イベント2019」を開催しました。

本日のイベントレポートをブログでご紹介致します。

7年目を迎えたささかみやまびこ農産の農業体験イベント。

ささかみやまびこ農産では農業体験を通じて、普段何気なく食べているお米を少しでも身近に感じてもらいたいと思い、年間3回の農業体験イベント(6月に田植え、7月に草取りと生き物調査、9月に稲刈りを行っています)を開催していて、今年で7年目になります。

ここまで長く毎年続けて来れるのは、参加者の皆様のおかげであり、特に多くのリピーターさんに支えられ、今回も半数がリピーターさんの参加となっています。

午前9時。20組60名の参加者が集まり、ささかみやまびこ農産の事務所で開会式。

その後に田んぼに移動して、田植え開始です!

 

大人も子供も一斉に田んぼに入り田植えをします!

 

最高気温27℃。暑過ぎない程度の好天で青空に恵まれ絶好の田植え日和!

 

田植えをする苗はポット苗の成苗(せいびょう)大人の苗を植えて雑草に勝つ!無農薬米を栽培する重要ポイントの一つです。

 

小学一年生、田植え初体験でもしっかり植えていますね。

 

もくもくと一人で植える未就学児も!

 

おんぶで田植え!これもあり!

 

こちらもおんぶで田植え!

それぞれのスタイルで楽しむ親子の田植え。

田んぼを裸足で入る最初の一歩が踏み出せない!でも今までの傾向からいつか必ずいつか入れるようになるので、続けて来るとお子さんの確かな成長が見れるはずです。

生きものいっぱいの無農薬の田んぼ。

ささかみやまびこ農産のイベントの特徴は何と言っても、生きものが豊富な事。

五頭山麓の大自然の中、無農薬米を育てる田んぼの環境は生きものの楽園。今回も田植えの合間に、子供たちがアカハライモリ、トノサマガエル、オタマジャクシなどを捕まえて夢中になっていました。

 

 

目を輝かせて夢中になる子供たち。

 

初めて見る生きものにドキドキです。

来月7月7日は真剣にこの生きもの調査を行うので、ご興味のある方はぜひご参加ください。

蒸しかまどで炊く、炊き立てのお昼ごはん。

田植えが終わるとお待ちかねのお昼ごはんタイム!

ごはんは毎回、阿賀野市の小田製陶所さんにお越しいただき、小田さんオリジナルの蒸しかまどで炊いて頂きます!

今回炊いた米は6升。昨年この田んぼで収穫した、無農薬天日干しのコシヒカリ。米粒がキラキラしていました。

 

ごはんのお供は自家製の梅干しや漬物などを、それぞれで盛り付けて頂きます。

 

具だくさんの豚汁も付き、外で食べる至福のお昼ごはんになりました。

参加者の喜びの声

本日参加して頂いた参加者の声の一部をご紹介します。

実は泥が苦手な子供だったので、大丈夫かな?と不安だったのですが、田んぼに入ったらお顔がキラキラしていました(笑)

田植えよりもおたまじゃくしや虫に夢中になっていましたが。大自然の中で貴重な体験が出来て本当に良かったです。

新潟市西区 N.S 様

以前から田植え体験したいと思っていたのですが、その機会に出会えずタイミングが合わずでしたが、子供が生まれたのをきっかけに子供も体験させてあげたいと思ったので、参加して良かったです。

子供は田んぼに入りませんでしたが、自然に触れさせるという経験だけでも良かったと思います。他の子供達とも一緒に遊んでいましたので、無農薬のお米、豚汁も自然の中で食べれる幸せ、楽しかったです。

村上市 K.N 様

最初は小さな虫すら怖がっていた娘でしたが、田植えが終わるころには、オタマジャクシやカエルも触れるようになりました。泥に足が埋まる感覚も慣れると楽しそうに。

田植えがんばりました。田植えの後のお昼ごはんがとても美味しくて、普段パンや麺類を好む娘がペロリと完食しました。また参加したいです。ありがとうございました。

新潟市 M.A 様

次回のイベントのお知らせ。

本日、田植えが終わりましたが、これで終わりではありません。

・7月7日(日)草取り・生きもの調査体験

・9月22日(日)稲刈り体験

上記のイベントを開催します。

参加者はその都度募集を致しますので、ご気軽に都合の良い時にご参加ください。

近日中に当社のホームページに詳細を載せますが、お問い合わせはささかみやまびこ農産までご連絡ください。

参加者の皆様、本日は大変お疲れ様でした!

この体験を通じて、田んぼの事、お米の事を、いままでより少しでも身近に感じてもらえれば嬉しいです。

また、イベント終了後には五頭温泉郷の旅館「長生館」さんにご協力いただき、特別料金の半額で入浴させて頂きました。

 

これを機に、阿賀野市・五頭山麓を満喫して頂けたことにも嬉しく思っております。

笑顔と健康をお届けする!新潟やまびこ米コシヒカリ/新之助/有限会社ささかみやまびこ農産

ヤッホー便り14号/米作りの準備が始まりました!

毎奇数月に発行しているやまびこ農産のニュースレター「ヤッホー便り」

2カ月に1回、やまびこ農産のお客様にお送りしています。

今号からはより多くの方に見て頂くために、ブログでも紹介していきます!

ヤッホー便り14号 表/ささかみやまびこ農産

表面は最近のニュース

・米作りの準備が始まった事
・笹神中学校に職業講話に行った事


今年のシリーズ

ささかみやまびこ農産の歴史

ヤッホー便り14号 裏/ささかみやまびこ農産

裏面はお客様の声

・今号は修蔵新宿店さまからの嬉しい声をご紹介


スタッフのつぶやきは丸山峰子が担当です。

ささかみやまびこ農産の人となりがよりわっかてもらえるように、これからも発信していきます

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新潟の情報番組ナマトクに生出演!紹介したのは冬が旬のあの野菜!

今が旬!ささかみやまびこ農産オータムポエム

1月22日、新潟テレビ21UXさんの朝の情報番組ナマトクに出演させて頂きました!

紹介したのは、やまびこ農産が育てるオータムポエムです。

オータムポエムは当社で10年以上前から栽培していて、スーパーに出してもすぐに無くなる、とても人気がある野菜です。

昨年からは当社で運営する、はたけの座を通して飲食店にも出荷が始まり、多方面から多くの方から喜ばれている冬の主力野菜です。

収録では、冬が旬なのになぜオータム(秋)ポエムなの?
とか、少々きびしい質問(汗)もあり、生放送だけに緊張しましたが、

入念なリハーサルとカンペのおかげでなんとか難を逃れることが出来ました(笑)

ハウスの外では、試食をしながらの紹介もしました!
実はこの時、かなり寒くて、もう生放送中に鼻水が垂れるかと思いましたよ(笑)

でも、吹雪いていなくてとにかく良かった。まさかの青空です!

今回、取材をして頂いた高林アナウンサーは、オータムポエムを初めて食べたそうで、感動的な美味しさだと喜んでいました!

放送終了後には、知り合いから観たよ~の連絡もあったりして、すぐに注文が入る反響もあり、有難かったです。

新潟県のオータムポエム購買量の増加に一役買えたかな(^_^)

笑顔と健康をお届けする!新潟やまびこ米コシヒカリ/新之助/有限会社ささかみやまびこ農産

笹岡小学校の農業体験!本日届いた心温まるお礼状を紹介!

先日、地元阿賀野市の笹岡小学校から、6年生の5名がささかみやまびこ農産に農業の体験学習に来ました。

笹岡小の6年生は自分でどの業種を学びたいのかを選択をして、それぞれ希望の業種で学ぶのだそうで、他には、ケーキ屋、旅館業、木工アートがあったそうです。

当社での体験内容は、ナスの収穫が終わったビニールハウスの後片付けです。

草止めに使っていたビニールマルチを剥いだり、ナスを吊るす支えにしていたタコ糸の撤去を行いました。

それぞれ自分で農業を選択してきただけあって、動きも良くみんな一生懸命に働いてくれました。

 

作業の後は、片づけ終わったハウスの中で、パソコンを使ってやまびこ農産の仕事についての説明をしました。

 

少人数だったこともあり、和気あいあいと楽しく学んでくれたと思います。

 

本日、体験学習に来た、5名の小学生からのお礼の手紙が届いたので紹介します。

 

6年 H.E 君より

僕が印象に残ったのは、ビニールハウスでの体験です。一番難しかったのは、スプリンクラーをまくことです。

楽しかったことは、上にぶら下がっているひもをわきにかける仕事です。ぼうを使ってわきにかけたりかけなおしたりする事がたのしかったです。

本当にありがとうございました。

また、いきます。

 

6年 S.I 君より

お米を作るために、色々なじゅんびがあることを学びました。

とても大変な仕事だと思いました。

ぼくも大人になったら、お米を作る仕事をしたいです。

 

6年 Y.S 君より

僕が難しかったことは、ロープを横の棒にまきつける作業がとても難しかったけど、とても楽しく作業ができました。

すごいと思ったことは米作りだけじゃなくて野菜作りもやっていたのでとてもすごいと思いました。

今後このことをいかして、家の米作りや野菜作りなどでもやっていきたいです。

 

6年 D.T 君より

印象に残ったことは、かんたんなのかなぁと思っていたけど、意外に難しかったところ、こういうのを毎年やっているのかーと思いました。

学んで「とにかくやってみる!」という言葉がいいと思いました。

 

6年 A.Y 君より

印象に残った言葉は「人によろこんでもらうのが、本当のよろこび」という言葉が印象に残りました。

そして、すごいなあと思ったことは、作っているのは米だけでなく野菜、花なども作っていると聞いて、すごいと思いました。

これから生かしたいことは、もし大人になって農業をやる時は、米だけでなく野菜、花なども作ってみようと思います。

 

心のこもった丁寧な、お手紙ありがとうございます!

 

本当は収穫体験などがやりたかったのかもしれませんが、ちょうど時期的に収穫物がなく、片付けの作業になりました。

でも、これもとても大事な作業で、このような表に出ない裏の作業の方がとにかくいっぱいあります。

難しいとか、大変とかも、もちろんありますが、そのぶん喜びもあります!

個人個人で感じ方は違うと思いますが、今回の体験が、少しでも将来につながってくれたら嬉しく思います。

また、きてください。

 

笑顔と健康をお届けする!新潟やまびこ米コシヒカリ/新之助/有限会社ささかみやまびこ農産

本物の自然と遊ぶ!やまびこ農産の稲刈り体験2018イベントレポート!

2018年9月23日、新潟県阿賀野市の米農家「ささかみやまびこ農産」では、田植え体験草取り体験に続き、消費者交流の一環とした「稲刈り体験イベント」を開催しました。

 

イベント当日は、前日までの雨降りが嘘のような青空。

午前9時、清々しい秋晴れに恵まれ、参加者20組70名の皆様と「本物の自然と遊ぶ稲刈り体験イベント2018」のスタートです!

 

開会式の後、やまびこ農産の事務所から車で1分の場所にある田んぼに移動して、稲刈りの説明。

この人数で全員が初体験だとなかなか説明も大変なのですが、実は参加者の半数以上がリピーターさんで、昨年も参加した方が大勢います。なので、ちょっとは説明も楽。

くれぐれも鎌の使い方には気を付けて、実践へ!

 

稲刈りをする田んぼは、田植え体験、草取り体験も開催した、完全無農薬で育てたコシヒカリの田んぼです!

 

子ども達だって、本物の鎌を持って稲を刈ります!

 

お父さんに見守られながら、ザクザク稲を刈る子供!

 

刈り取った稲は束にして縛ります。これが今日の体験で一番難しい。

 

最後に杭にかけて稲刈り完了!これをお日様の光で数日間、自然乾燥させて、新米コシヒカリとなります。

 

今回のイベントにはゲストも!

「ミス・アース新潟2018」グランプリの藤井みなみさん。
人生2回目だと言う稲刈りを参加者の皆さんと一緒にして頂きました。

藤井さんはフードロス解消に関心があり、自然の中で体を動かすのも大好きだそうで、また来年の田植えにも来たいと言っていました!

是非またお越しください♪

 

11時45分。
刈り取った稲をバックに全員で記念撮影!

皆さんお疲れ様でした!

 

稲刈りをしている間に、飯炊きチームは着々とお昼ごはんの準備をしていました。

 

そして、お待ちかねのお昼ごはん!

毎度おなじみ小田製陶所さん蒸しかまどで、今回は「新米」コシヒカリを9升炊いてもらいました!

 

ごはんには好きな「ご飯のお供」乗せ放題。
この他に手作り特製豚汁も!

 

美味しい笑顔いただきました!

 

・最後に参加者の「声」をご紹介

子どもたちはいつもの5倍くらいごはんを食べていました。
田んぼで食べるごはんはやっぱり最高でした!
トマトも大満足!いつもありがとうございます。
次回は塩や、ごま塩でごはんを食べたいです。

新潟市 35歳 本多志穂美 さま

 

子供3人、大人2人で初参加でしたが、子供達は虫とり、稲刈りとても喜んで楽しんでいました!体を動かし汗をかいた後の豚汁、新米、最高においしかったです!
お手製の梅干しやきゅうりの漬物もおいしかったです。大人も大喜びです!
来年は田植えから参加したいと思います。
ありがとうございました。

新潟市 A.W さま

 

今日は貴重な稲刈り体験ありがとうございました。
稲刈りという一つの工程ですが、田植えから草刈りと手をかけて育てた米を収穫できたのはとても有意義な体験でした。お昼ごはんに梅干し、きゅうり、本当においしくいただきました!
また今後もこのようなイベントに参加していきたいなと思います。
ありがとうございました。

新潟市 41歳 Y.H さま

 

この他にも参加者全員から頂いた感想は、社員全員で目を通させて頂きました。貴重な生の声をありがとうございました!!

6年目を迎えた、今年の田んぼ体験イベントはこれで終了になります。

また来年もお待ちしております!

笑顔と健康をお届けする!新潟やまびこ米コシヒカリ/新之助/有限会社ささかみやまびこ農産

100種類以上の田んぼの生き物と、100年先に続く自然を残す農業が合言葉。自然環境を重視した米作りで地域を守り、食べる人の健康を支えたい。新潟県阿賀野市の米農家「ささかみやまびこ農産」のブログです。