「やまびこ米 コシヒカリ」カテゴリーアーカイブ
種まきに適した穀雨に無農薬米のポット苗を路地に並べました。
えんでばよこごしでいちご大福教室とお米の講話をしてきました!
桜もほぼ散り終わり、新緑の季節に差し掛かる今日この頃、五頭山麓の米農家「ささかみやまびこ農産」は例年と同じく毎日忙しい日々を送っております。
今日も早朝5時から近所の手伝いを頼んでコシヒカリの苗箱を並べる作業を行い慌ただしくしていました。
そんな中、午前中に昨年秋からいちご大福の素がらみでお世話になっている「えんでばよこごし」さんにいちご大福教室の講師に行ってきました!
「えんでばよこごし」さんは、いちご大福の素を発売してから一番最初に教室を開催させてもらった大変思い入れがある場所。
懐かしの第一回いちご大福教室の様子はこちら。この時はイチゴが出回る前でフルーツ大福教室でした。
そして、今回は新潟おもっしぇ倶楽部という月イチで開催している会に講師として招かれてのいちご大福教室。
いつもは親子対象が多いのですが、今日は珍しく平日開催の為、子供ぬきで8名の参加者の皆さんと楽しく交流しながら作る事が出来ました!
普段料理はほとんどしない私ですが、いちご大福だけはここ数カ月で主婦にも教えられるようなレベルになりました!思えば今日は結構指導できたな(笑)
もう3、40箱は作ってますからね。
なんでも聞いてください(笑)
いちご大福作りが終わってからは、パワーポイントを使ってやまびこ農産の米作りの講話をさせてもらいました。
初対面の方には和菓子屋さんとか米屋さんとかに勘違いされていることもありますが、私は正真正銘の米農家で、自然とか田んぼの生きものとかを活かしながらの農業に取り組んでいることなど、一番知ってほしい部分を15分くらいの短時間でしたが話させてもらいました。
こんな話の場も少しずつでも増やしていって、うちの田んぼに足を運んでくれる人が増えていったらうれしいな(^o^)
今日は、新潟おもっしぇ倶楽部さん、えんでばさん、参加者の皆さんありがとうございました!!
「ぬりぬりぺたぺた」私は田んぼの陶芸家【ドローン動画付】
3月下旬。
こちら阿賀野市五頭山麓もまだまだ肌寒い日が続く今日この頃。
今は苗づくりの種まき準備を主に進めていますが、先週から時間の合間を縫っていよいよ田んぼにも繰り出しています。
愛用のクボタのトラクターに乗り込み、
毎年の最初の作業「あぜ塗り」をしています。
トラクターの後部にあぜ塗り機というものを付けて、田んぼと田んぼの間のあぜを塗っていきます。
ぺたぺたっぺたぺた・・・・
土に含まれている水分や土壌条件によって、仕上がり方が変わるのですが
(上の写真は最高の仕上がり具合)
思い通りに綺麗にできると何とも言えない満足感!
この写真はあぜ塗りをする前。
あぜ塗りの目的は主に、田んぼの水持ちを良くすることと、あぜの草を生えにくくすること。
やまびこ農産の田んぼは小さい田んぼばかり400枚もあるので、一枚一枚4辺を仕上げていくこの作業がよその農家と比べてかなりの労力なのです。
30haで400枚は新潟県内でもそうそういないでしょう。
(逆にいたら嬉しい、友達になれそう。。。)
村一番に始めても、終わるころにはどんどん追い抜かれて終了も一番最後は良くある話(笑)
でもこの地味な作業結構好きなんですよね。
陶芸家の気分になって芸術を楽しみながらやってます。
こんな感じに↓
世界初?!ドローンであぜ塗りを撮ってみたよ♪
10年の節目。ささかみやまびこ農産設立10周年記念祝賀会。
2016年2月25日、当社のお米を使っている地元の割烹「瓢家」にて、有限会社ささかみやまびこ農産の設立10周年記念祝賀会を開催しました。
立ち上げの時にお世話になった方、現在の協力業者、またこれから一緒に成長していきたい私世代の方々もお呼びして、総勢26名での開催となりました。
会は一部と二部の二部制で、第一部は10年間の「経営内容の報告」と「写真で見る10年間」の歩みという事でプロジェクターを使って説明しました。
写真で振り返るとやっぱり懐かしい。。。
こちらは竣工式でのテープカット!
右から二人目が社長。
わかっ!
こちら10年前の自分(祝賀会では未公開)
やっぱり若い?(笑)
これからは第二部の懇親会。
税理士の先生より乾杯のご挨拶を頂く!
こちらは若手グループ。
話も弾んでいる模様です♪
皆さん良い感じでお酒が回ってきましたね。
普段、一緒に飲む機会がない人とも飲めて楽しかったという声も聞かれました!
最後は万歳三唱!!
阿賀野市農林課課長に締めて頂きました。
こうして10年という節目を大勢の方々に祝ってもらい、これからも益々頑張ろうという気持ちでいっぱいになりました!
本当にありがとうございました。
そして今日は初めて、鹿児島県奄美市のお客様からやまびこ米の注文を頂きました!
ウレシイ~~♪
11年目も沢山の人のお役にたち、喜んでもらえるように精一杯やっていきます!
友人が結婚式でやまびこ米コシヒカリを使ってくれました!
先週末は東京の有名な結婚式場「八芳園」で友人の結婚式があり、地元の仲間たちとマイクロバス一台で東京に小旅がてら行に行ってきました。
結婚した友人とは、小学校4年生からのスポーツ少年団のバドミントン仲間で、弱小少年団の私たちは常に一回戦負けでバドミントンよりも一緒にバカな遊びばかりしていた記憶が強い新郎との思い出です。
新郎の名は通称「まっちゃん」
まっちゃんは、高校卒業してからずっと東京にいて、とうとう東京人のお嫁さんをもらいました。
そんな、まっちゃんですが地元新潟、笹神が大好きで今でも年三回は笹神に帰ってくる男。
なんと!
料理のメニューにやまびこ米を入れてくれました!
私は最初、持ち込み料金掛かるからやめた方がいんじゃない?
と遠慮したのですが、
「それは大丈夫!おまえのうまい米みんなに食べてもらいたいから頼む。」
と泣かせる返事をもらい、ありがたく使ってもらいました!
じゃーん
新婦の出身が大森で、海苔が有名らしくその「大森の海苔」が上に乗っている粋なコラボ。
美味しく頂きました(^^)/
末永くお幸せに~
またゴールデンウィークに会いましょう♪
今年の米作り!春の準備が始まっています!まずは種の消毒から。
雪どけ間近の阿賀野市五頭山麓。
最大で70センチくらいあった雪もだいぶ溶けはじめています。
もう数日で3月になります。春はもうすぐそこですね~。。。
そして、いよいよ先週から米作りの本格的な準備が始まりました!
種モミの消毒です。
60℃のお湯に10分漬ける消毒の仕方で、
温湯消毒(おんとしょうどく)と言います。
この60℃がポイントで、雑菌を消滅させるのです。
お湯のあとは10度前後の冷水につけて消毒完了!
10年くらい前までは、お湯ではなく薬品で消毒していましたが、食べる人の健康のためにこの方法に切り替えました。
薬品を使うより格段に、費用も労力も使うし、扱い方もかなりシビアになりました。
でも、こうして発信していくことで多くの消費者の方にわかってもらえたら嬉しいです。
ホント手間かかるんです・・・(^_^;)
これがコシヒカリの種!
春の準備着々と進みます!!!
雪国新潟、大雪に負けられない農家の冬。だって雪は米の命!
1月24日日曜日、阿賀野市の雪はエンドレスでした。降り続く雪に思わず叫びます。
「雪!いつまで降るんだーーーーーー!!?」
12月はほとんど雪が降らず、1月に入っても暖かい日が続いていたのでどうなるのかと思っていましたが
こちら新潟県阿賀野市笹神は、やはり立派な雪国でした。
今シーズン最強の寒波という豪雪で、除雪をしてもそのあとからドンドン積もっていき同じ状態の繰り返しで、まさにエンドレス!
除雪をした後、1時間で20センチも積もっていたので、もう笑うしかありません(笑)
私たち農家は冬場、除雪の仕事もしているのですが、私の操縦する除雪機も道なき道を行くような状態で半ば勘で突き進むのみ。滅多にない光景です。
その日の除雪は時間がなくて終わらずに、次の日は夜中の一時から除雪開始。
夜には雪が止みましたが、除雪機が通ったあとの歩道は両側雪の壁。
左側は車道ですが、車道から歩道を歩く人は雪の壁でみえませんww
さて、こんな雪国のささかみやまびこ農産ですが、実はこの雪がやまびこ米コシヒカリの命なのです。
やまびこ米は五頭山から流れてくる雪解け水からなる伏流水で育ちます。このミネラル豊富な雪解け水が味の決め手。
ここにしかない米の味になります。
だから冬場の降雪量はとても重要なポイント!
これからも降雪は続くと思いますが、雪国の宿命、恵みの雪ともとらえて良いお付き合いをしていきたいですね。
車が雪に埋まっても負けないぞーー(笑)
【東京にお住いのお客様へ】1月に日本橋でお米の販売やります!
【告知】平成28年1月19日(火)~20日(水)東京日本橋「ブリッジにいがた」にてやまびこ米コシヒカリといちご大福の素の実演販売を行います!
新年早々、新潟を飛び出して東京での販売です。
東京へ行くことは年間それなりにありますが、実は物販をするのは初めてなのです!!
初めての事で、すごく楽しみなのですが一番の期待は、いつもお米を買ってくれているお客様に会えないかな~って思ったりして。。。
東京で物販ができるなんて滅多にありません。
当日はおそらく私、榎本一人で行くことになると思いますが、東京にお住いのお客様、是非この機会に会いに来てください!
顔はわからなくても名前を言ってもらえればわかりますので♪
会場のブリッジにいがたですが、こちらは初めてではありません。
今年の3月に第四銀行主催の次世代農家発掘オーディションで業界の方、大勢の前で発表した会場がこちらでした。
この時は5分間の短い発表時間で、与えられた時間のすべてを田んぼの生き物の事を話させてもらって、変わった農業者というインパクトでお褒めの言葉を頂きました。
あれで自信になったけど結果としてはまだまだかな~。
この時は発表するのみでしたが、今回はやまびこ米コシヒカリと、その米で作ったいちご大福の素を持って行きます!!!
新商品のいちご大福の素もお披露目します!どうぞお越しください♪
業務用のみで販売しているツブツブさっぱり系のお米とは?
新潟五頭山麓で伏流水を使ったコシヒカリをメインで販売している「やまびこ農産」ですが、今日はコシヒカリ以外のお米を紹介します!
業務用オンリーで販売している「こしいぶき」です!
こしいぶきは新潟県でしか栽培されていない品種で、平成13年から一般栽培されるようになった比較的新しい品種です。
名前の由来は、県民投票の結果から、新鮮で活力に満ちた「越後の新しい息吹」という意味から名づけられました。
最大の特徴は、コシヒカリに近い香りやうま味があるにもかかわらず低価格という事です。
だから、美味しい新潟のお米が使いたいけど、米に経費もあまりかけられないという業者さんにお勧めしています。
当社のお米は全量五頭山系の伏流水を利用していて、こしいぶきにもこの透き通った清水でミネラルなどの微粒子を注入して食味を高めます。
甘味があるけどさっぱり系で、粒がツブツブしっかりしたお米。。。
そんなこしいぶきの私の一押しはチャーハン!(写真の炒飯は自作です)
普段はコシヒカリばかり食べていますが、たま~に「こしいぶき」もたべてます。
業者さんはもちろん、一般の方でも食べたいという方はこっそり教えてください♪実際スーパーのとは違いますから。